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2007年06月06日

心の贅沢

今日は朝からデスクワーク、色々と決めなくちゃならないことが山積みです。スケジュール、予算の組み立て、仕事の段取りなど普段は殆ど机にはいない、B型、右脳にかなり偏っている僕には苦手な分野をなんとかこなす。
デスクから見える北浜の風景は僕の気持ちとはうらはらに
やけにのんびりしていて、すまして見えます。
あっと言う間に昼が過ぎ、遅めのランチ、こんな時はご飯に限るとのことで、飯、汁、魚が旨い新北町の食堂にスタッフと行く。今日の北浜は日差しは強いがカラダに気持ちいい、爽やかな風が吹いています。
昼過ぎに近くのうるし工房、嘉吉に寄ってみました。
ここは屋島テニスクラブの宮地コーチに教えてもらった漆工房とギャラリーを併設したところです、ちょっと路地に入った隠れ家的な落ち着いたいいギャラリーです。
今、民芸吹きガラス展を開催中で食卓を彩る数々の涼を呼ぶガラス器たちが並んでいます。
久しぶりに立ち寄ったので、高松のこと、北浜のことなど一時間ほど話しに夢中になってしまいました。
意図した何かをすることだけがもてはやされていますが、ここにはいつまでも変わらない、懐かしさと日常の何でもない飾らない素の香りが漂っていました。
今、やっと仕事も片付き、ブログを書いています。外は朝を迎えようと、明るくなってきていてトラックなも動き出し、そのトラックのランプと空の明るさとのコントラストが一日の始まりを感じさせてくれてとても綺麗にみえます。
東京から戻り、普段のこの北浜でいつもの通り、仕事をしている。時間の長さ、人の歩くスピード、情報の量、目に映る景色の変化、余りの違いに戸惑っています。
とりたてて競い合うこともなく、こだわることもなく、未来に目を向けることもなく、ただそれでもその日が過ぎていく。
東京で働く人達はみんな一生懸命働いているように見えた、一生懸命の質が違うように見えました。殆どの人は地方から出てきているのだろうと思いますがみんな明るく、元気でほんとに一生懸命に働いてる姿でした。
適正な競い合い、こだわり、未来がないと人は成長しないし、一生懸命になれないのかもしれません。
今日もまた一日が、二度とない今日という一日が始まろうとしています。

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