拓かれた場所へ
今計画中の小豆島唯一の酒蔵、森國酒蔵さんのギャラリー・カフェ(仮称)の図面の打ち合わせが、現地でありました。 築70年のつくだ煮工場跡の民家を、森國酒蔵さんの酒づくりのコンセプトを体感してもらう場所へ・・・。見て、触れて、感じる、ギャラリー・カフェ(仮称)づくりが、いよいよ始まります。 設計、インテリア担当 ドラゴンファクトリー 三好里香さん、施工の西崎さん、そして僕。 連日の仕込みの疲れが見える森國社長も同席して、図面を詰めていく打ち合わせです。 |
森國酒蔵さんの酒づくりの継続と、日本酒の消費拡大、また地域の人々の交流の場にもなり、小豆島を訪れる観光客への魅力ある場所としての役割も担っていきたいと思っています。70年という時間の流れに、新しい息吹を吹き込み、よみがえらせ、ギャラリー・カフェとして引き継いでいく。 |
去年の5月の梅の木 僕は、初めてこの地に来たときの感動を忘れない。豊かな自然、懐かしい風景、古民家、ここには小豆島の原風景、そして森國酒蔵で働く人達の「うまい酒をつくる」熱い志がありました。 古民家の改修には、現実的にはいろんな問題が生じてきますが、そこを乗り越えてこそ、森國酒蔵さんの未来は拓かれていくと信じています。 |
このギャラリー・カフェづくりは、3月20日に高松で開催される、コンバージョンシンポジウムのモデルとして、当日、計画案と問題点、仕組みなどを説明します。 |
今日は、その進行役をつとめている、小西智都子さんも同行。 現場を見てもらい、森國さんと打ち合わせをしました。現場に立つ小西さんの笑顔のように、たくさんの人々に喜びを伝える場所になれたらと思います。 |
小豆島のフェリーで1時間の距離にある、今日の北浜は晴れ。 近くの中学校では卒業式。別れと出会いの季節です。 |