空間とデザイン
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| D.N.Aのオフィスにブックスタンドがつきました。コンクリートの壁によく映えて、デザイン事務所らしくなりました。 僕は空間が好きで、ウミエもそうなんだけれど、自分でつくるのが好きです。金銭的に余裕がない事も大きな理由かも。僕の仕事はグラフィックデザイン、平面上でのデザインがほとんどです。でも、目的を達成させることにおいては、空間も、平面も同じかもしれません。グラフィックは文章、写真、イラスト等、そして紙質、色、カタチで表現していきます。僕の場合は、そのグラフィック的感覚を空間におとしこんでいきます。 D.N.Aのオフィスづくりは、まずコンセプトづくりから始まりました。そして現場に何回も足を運び、サイズを測り、いろんな角度からながめて、イメージをふくらませていく。後は、そのイメージにどれだけ近づけられるか、素材、カタチ、色、そして機能性を頭でイメージしていきます。そして、頭の中にその絵が浮かんでくるまで、それを繰り返していきます。図面だけでは表現できない事があります。 こういう楽しみは、アナログなデザインを体験してきた人でないと、分からないかもしれません。好きなものをただ創っているうちは、楽しいし簡単ですが、自分も、お客さんも楽しめる空間は、それではダメです。常に、主観的な目線と、客観的な見方と両方が成立していないと、難しいかも。 そんな僕は、今、プロダクトデザインに興味があります。モノが好きで、mono umieもそのひとつです。いつか自分がデザインしたモノを作りたいと考えています。デザインは、人も自分も楽しませることができる、いい仕事です。 |
コメント
小さな変化がやがて大きな希望へとつながると思います。
投稿者: Anonymous | 2006年07月27日 01:27
憧れが、カタチになっている感じを受けます。
この方向を志したら、希望が見えてくる気がします。
小さな変化に、私はいつも希望をいただいています。
でも、ここまでの道のりやリスクを思うと、簡単には言えないですが…。
投稿者: ひとみ | 2006年07月26日 22:15