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2009年03月20日

飛騨高山からの便り

スツール、ベビーチェアとデスク、そして木のスプーン。
温もりのある無垢素材を使った素朴でシンプルな家具と暮らしの道具たち。
今頃は雪解けのころか深々と積もる雪に包まれた飛騨高山から素敵な家具と仕事場の写真が届きました。
 
 
 
 
 
 
オープン当初から通っていたumieの家具とそれを取り巻く空気感に刺激されて、
そしてumieで過ごす時間に比例して「やりたいこと」「ものづくり」への想いが大きくなり家具職人への転進を決める。Semi-Aco 加賀雅之、彼のプロフィールに書かれていた言葉です。
彼がサラリーマン生活を捨てて家具職人への道を選んだのが2005年のことでした。
あれから彼は数年間放置されていた豚舎を改装して作業場をつくりSemi-Acoとして活動を開始、
今では京都の手作り市、全国のクラフトフェアへと活躍の場を広げています。
去年久し振りに会った彼の顔はサラリーマンではなく職人の顔になっていました。
そんな加賀さんの初の展示会をumieにて開催します。


Semi-Acoとは、セミアコースティックギターの略。

エレキギターとフルアコースティックギターの中間的存在。
いわばハイテクとローテクの間、デジタルとアナログの間。

転じて工業製品と工芸作品との間。大量生産でもなく、
かといって一点物の高価な作品でもなく。

それでいて人を惹きつける魅力を持った存在。
そんな木工品を作っていきたいと思っています。

飛騨高山の里山で木工を生業とする家族が生み出す日用品たちです。

どうぞよろしく。
Blog:http://semiaco.jugem.jp/

「小さな家具・身近な道具」展
■4月29日(水)〜5月6日(水)
■am10:00〜pm6:00
■umie gallery
詳細は後日HPにてお知らせします。
 
昨年の12月、umieに来てくれた加賀さん一家との一枚です。
彼の暮らしぶりに憧れて高山に行きたくなりました。
そして仕事場を見てみたいと思いました。
来週ついに高山へ行ってきます。