奇跡を呼び起こす
今日は待ちに待った「曽我部恵一 ソロ・アコースティック・ツアー 2008ー2009」の初日、地元香川県の小豆島 フォレスト酒蔵森國ギャラリーでのライブの日。 天気予報では日曜日だけが雨マークでかなりの確立で雨だった。朝起きると雨が降った形跡があったが、空は奇跡的な曇り空、何とか中止は避けれそうでほっとした。 9時5分高松着、曽我部さん、ローズレコードの金野さん、映像の詩村さんたちを乗せた飛行機がくるので空港へ迎えに行った。フェリーの時間まで1時間あまり間が開き、金野さん、詩村さんと僕はumieでティータイム。曽我部さんは前夜からレコーディングで寝ていないらしく島に着くまで車の中でお休み。 |
昼12時30分に森國酒造さんに着く。雲の間から青い空、風もなくライブ日和で一安心。食事もとらず早速島津田四郎君、PAの塩田君と音合わせ、リハーサルをなんども繰り返していた。会場は酒蔵らしく荷物を運ぶパレットを3段に積んだステージ。椅子は酒を入れるケースを並べた。手作り間がなんだかとてもかっこいい。 ドリンクには甘酒、フードは粕汁、これがまたおばあちゃんの手作りでなんとも旨かった。 会場には東京から、大阪からと遠方からたくさんの方に来ていただきました。 いよいよオープニング、まず島津田四郎君が歌う。曽我部さんの前でかなり緊張ぎみの田四郎君がかわいかった。 |
田四郎君の唄が終わり、いよいよ曽我部さんの登場。地元香川出身の曽我部さんが小豆島の森國酒造さんで今ステージにいる。思い描いていたシーンが目の前で繰り広げられているなんて夢のよう。この場所を選んでくれたこと感謝です。好きなことを仕事とし、大きな組織に頼らず自分たちで夢を実現している曽我部さんのとてつもないエナジーを僕は森國社長と重ねてあわせてた。 森國さんの作った日本酒を片手に旨いといって飲み、笑い、そして唄う曽我部さんのどこまでも優しく強い歌声は森國さんへの応援歌のようにこころに響いてきました。 |
ライブの途中から雲の流れが怪しくなり、冷たい雨がぽつぽつと、しだいに雨は強くなってきた。グレイ、ブルー、そして夜へと色を変えていく会場。スポットライトに浮かぶ曽我部さんの存在感は凄かった。唄ってくれた瀬戸の花嫁に胸が熱くなった。3度のアンコールに応えて最後はumieコンピレーションアルバムにも提供してくれたコーヒーと恋愛。3時間近く、寒いなか唄ってくれた。今日ここに来ている人全てがひとつになった素晴らしいライブでした。 |
今日のライブは森國酒造さんのスタッフ杜氏の花田さん、佐藤さんや事務の高橋さん、奥さん、おばあちゃん、と僕達DNAとがみんなで一緒になって関わりました。またチケット発売を手伝ってくれたコーヒー専門店・半空の岡田君。写真を撮ってくれたり、会場設営を手伝ってくれた僕の仕事仲間の国方君。そしてテントを張ってくれた馬木の有志たち。 島にきてくれた曽我部さんにいい日にしてもらいたいとみんなが頑張ったライブになりました。 |
打ち上げでは酒を酌み交わし、手作りの料理をみんなでつつきました。絞りたてを持ってきた杜氏の花田さん、佐藤さんの笑顔、高橋さん、奥さんの笑顔、みんなが今日という日にかけていたように思う。 曽我部さんが届けてくれたものは素敵な音楽と夢や優しさ・・・。僕たちへの取って置きのクリスマスプレゼントだったのかもしれません。 皆に有難うです。 今日の1日をどう表現していいのかうまい言葉がみつかりません。今日のライブレポートは後日また詳しく書きたいと思っています。 |