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2008年06月13日

今、この瞬間を、おいしく。

ボワエデュポン
屋島西町にあるFrench Restaurant Bois et Dupontのホームぺージが完成、今アップしたところです。今、この瞬間を、おいしく。という木場シェフとの出会いは偶然だった。
きっかけはひだまり不動産の手がけたリノベーションマンションSALT404、その内覧会のDMを見て来てくれた木場さんの奥様が僕達の仕事に共感してくれたのが始まり。
そのときは木場さんの奥様とは知らず、しばらくしてホームページを作って欲しいとお話をいただいた。

ボワエデュポン
ボワ・エ・デュポンは、県内にとどまらず全国的にも有名なフレンチレストラン。ホームページを作る前に店に招待していただき、料理を食べ、そして厨房に入らせてもらい、木場シェフの話を聞いた。
フランス料理などまだ日本にあまりなかった時代、単身フランスに渡り腕を磨いたこと、生涯の師匠デュポンさんとの出会いなど話してくれた。ボワ・エ・デュポンの店名は、木場さんの木(フランス語でボワ)とデュポンさんのふたりの名前。

ボワエデュポン
輝かしいシェフのその歩みは今も変わらない。厨房の現場の張り詰めた空気、スタッフの動きはリズミカルでその姿は美しかった。そしてシェフを中心に家族のようなやり取りは、うらやましいほど温かだった。人がお店の空気を作り出している。ああ、いい店だなと思った。
新しいことを描くことではない、ただそのままを描こうと思った。ある日のいつものボワ・エ・デュポンをそのまま描こうと思った。
シェフをはじめ奥様、スタッフ達の想いに僕達も一生懸命になること、そして感じること。
今、この瞬間を、おいしく。という木場シェフ、その笑顔が素敵だった。
ボワ・エ・デュポンはいつも新しい。

北川フラムさん
今日の夜、umieでは北川フラムさんを迎えてトークとワークショップが開催された。
瀬戸内海の島々をアートで結ぶ、「瀬戸内国際芸術祭2010」。
2010年から始まる瀬戸内の島を挙げての芸術祭、北川フラムさんを総合ディレクターとして島と島をアートで結んでいく壮大な芸術祭だ。
今日は北川さんの手がけた越後妻有アートネックレス構想を例にした熱いトークだった。
必ず成功させるぞというコンセプト作りと情熱、そして人を巻き込んでいく想いの強さは、仕掛け倒れのただのアートイベントとは違った。
総勢70名、umieに集まったひとりひとりに問いかけるように北川さんの熱い話が続いた。

今日の北浜
あきらめない人にだけ、成功への道は開けてやがて光輝いていくのかもしれない。
そんな人だけが自然にそこにたどり着けるのだろうと思う。
僕など足元に及ばない想いの強さに、まだまだな自分を思う。いい1日だった。