祭りのあとに
お盆も、祭りの賑わいも過ぎ、どこか寂しげな北浜の海。 夏の終わりを告げてるかのように、静かに朝を迎えようとしています。 聞こえるのは釣り船のエンジン音と、たまに行き交う車の音。 |
僕がこの北浜を撮りだして一年半近くになりますが、いまだ飽きない。 春、夏、秋、冬。朝、昼、晩。雨の日、風の日、晴れの日。 いつも違う表情をしてる。 写真は正直。僕の気持ちが落ち込んでいるときは写真も暗い。 元気なときは明るい写真に。 迷っているときはボツ写真になったりする。 |
カメラ片手に海沿いを歩いていると、いろんな人たちの事が浮かんできます。新井さんとKent君は今日は銀座でライブをしているんだろうなとか、小豆島のフォレスト酒蔵森國ギャラリーの皆はどうしてるかなとか、Kyo-suke君は今日高松でライブだなとか、みんなの元気な姿を想像したりしてしまいます。 赤錆で覆われたumieだが、ここは僕の分身ここで、たくさんの友人の輪がひろがった。一年又一年とその存在を大きくしてるumieを眺めていると、もうちょっと頑張ろうかという気持ちにしてくれます。 祭りの後、みんなが帰ってしまいひとり取り残された寂しさにも似た、今日の北浜です。 |