ゆっくりと
 |
| umieの片隅、ちょっと視線をあげるとそこには店内唯一の時計があります。ただ、よく見ると時刻はいつも10時10分。 ここ、umieに居る間は、時間を気にせず、時間を忘れてゆっくりと過ごしてほしい、との想いでずっと針を止めています。 忙しい日、1日何も予定もない日、Happyな日、Blueな日…。それでも1日は24時間、1時間は60分にかわりはなくて。でも、ここで過ごす間は、その時間をいったん止めたり、ちょっとゆっくりめに刻んだりしてみませんか。 |
 |
| 今日の一冊は「Takuji」。 カメラマンの若木信吾さんが、祖父の過ごす時間を写しとった一冊です。 昨日の本を選んでくれたスタッフが、東京に引っ越すことになった時、自分の好きだった写真集です、とumieに置いていってくれたもので、彼女と共有した時間を思い出す一冊でもあります。 |
コメント
元スタッフのＫです。
やっと最近自分の時間が持てるようになったので——初コメント。いつもこのブログを楽しみに読んでますよ。
写真集を大切にしてくださってありがとうございます。
うれしくて、ひさびさに私もこの写真集を引っ張り出しました。
育児に追われる日々に、すっかり自分の時間の過ごし方を忘れそうになってました。これじゃイカン、と思う今日このごろです。
投稿者: K | 2007年02月11日 11:02
Ｋちゃん、ありがとうございます。
ブログを書き始めてから特に、今までのことを落ち着いて考えたり思い出したりする機会が増えて。すると、たくさんのエピソードとともに温かい気持ちになるのはいつも、ＫちゃんやＭちゃんと過ごしたシーンです。いまでも、ｕｍｉｅや私の中には、Ｋちゃんがはっきりと存在しています。
今度逢う時まで、お互いいい時間を過ごして、そして、お互いの知らない時間を過ごしたことで、いっそう高めあえる関係でいたいですね。
投稿者: y-umie | 2007年02月12日 03:03